大原さんの論文がPLOS ONE誌に掲載受理されました


西内 由紀子 先生 来訪


 9月4-5日にかけて、大阪市立大学医学部 刀根山結核研究所の西内 由紀子 先生が来て下さり、サンプル抽出に関する実験手技を入念に指導してくださいました。


野内 英樹 先生 来訪


 8月31日、複十字病院 医員の野内 英樹 先生が、研究室に寄ってくださいました。タイでのSATREPSプロジェクトの成果などをお聞きすることができました。

 


早川 枝李 先生来訪


 8月10日、自治医科大学医学部医動物学部門の早川 枝李 先生が、細菌の培養に関する相談で来訪されました。早川先生の御専門はマラリア原虫感染赤血球膜構造の生物物理学的解析です。


難波大希君、小笠原優花さんの卒検発表


新潟大学医学部保健学科4年の難波大希君と小笠原優花さんが3月〜7月にかけて、卒業研究できてくれました。8月4日には、医学部保健学科大会議室にて成果発表がおこなわれました。難波大希君は、抗酸菌の蛍光物質を用いた測定で大きな発見をしました。小笠原さんは、結核菌感染者や感染動物の血中マーカーに、地域性や特徴があることを見出しました。

Anna Savitskaya さんの学位審査


 7月25日、Anna Savitskaya さんの学位論文「C-terminal intrinsically disordered region-dependent organization of the mycobacterial genome by a histone-like protein」の審査会が新潟大学医学部第三講義室にておこなわれました。主査は、機能制御学 神吉 智丈 教授、副査、分子生物学 小松 雅明 教授でとり行われました。

写真は指導にあたった西山講師とAnnaさん。


八木 哲也 先生 来訪


 7月21日、第57会新潟化学療法研究会(於;新潟第一ホテル)をお世話しました。特別講演で、八木 哲也 先生(名古屋大学大学院医学系研究科 臨床感染統御学分野 教授)がきてくださいました。講演は「日本版ASTに求められるもの」というタイムリーな内容でした。八木先生と松本は、研究を始めた頃から友人です。当会では、立石 善隆 准教授も非結核性抗酸菌のバイオフィルムに関する演題を発表しました。

写真;講演の様子と懇親会での八木先生と継田先生(新潟薬科大学教授)

岩井 一宏 先生 来訪


 7月19日、大学院セミナーで来学された岩井 一宏 先生(京都大学大学院医学研究科 細胞機能制御学 教授)が、研究室に寄ってくださいました。大阪市立大学時代に無償でいただいた「嫌気チャンバー」は、無酸素状態の結核肉芽腫の再現に、現在も第一線で稼働しています。

写真;岩井先生と松本、現役の嫌気チャンバー

石川 智史先生、吉田 志緒美先生 来訪


 7月13日、広島県、福山市立動物園のボルネオ象(愛称 ふくちゃん)が結核を発症し、その治療をおこなっている、当動物園―獣医師の石川 智史 様と、サポートされている近畿中央胸部疾患センターの吉田 志緒美 様が、訪問されました。福山市立動物園での定期的な動物のヘルスチェックが、貴重なデータとなっています。動物と人、双方の結核対策に寄与する可能性があります。                写真;訪問と親睦会の様子

大隅良典先生、吉森保先生、水島昇先生来学


平成30年7月8日、新潟大学医学部教育研究特別シンポジウム「オートファジー研究のこれまでと未来」の開催をお世話し、大隅 良典 先生(2016年 ノーベル生理学・医学賞)、吉森 保 先生(大阪大学 栄誉教授)、水島 昇 先生(東京大学医学系研究科 教授)の講演を拝聴する機会を得ました。未開の分野を開拓した三人の先生方の思考法と成果、「研究は本来競争ではない」、「社会のゆとりの大切さ」、「分解系の重要性を鑑みれば、オートファジーが、癌や感染症など様々な疾患に関わるのは予測されること」など、講演随所にひかるメッセージが大変に印象的でした。

第93回日本結核病学会総会に参加しました。


平成30年6月23日~24日、大阪国際会議場にて行われた第93回日本結核病学会総会に参加し、松本が「結核の免疫」というタイトルで話をしました。被災後まもなくの開催でしたが、市内は随分と落ち着きをとりもどしていました。

写真は学会の様子と、国際会議場近くの福沢諭吉誕生の地。また京大に出向中の大学院生・大原が、娘さんと来場しRevision中の論文について打ち合わせしました。

関連して6月22日「第88回 実験結核研究会 於;大阪府結核予防会」と6月23日「結核・非結核性抗酸菌症血清診断研究会、於;丸ビル」にも参加しています。


Savitskaya、西山、山口等の論文が、Scientific Reports 誌に掲載されました。


 抗酸菌は、細菌で珍しく長大な天然変性領域を有する特徴的な核様体蛋白質MDP1を発現しています。この天然変性領域が、核様体蛋白質の機能(増殖抑制、抗酸菌ゲノムの凝集、抗結核薬耐性の誘導)に必須であることを変異体の誘導発現株を作成して、エレガントに証明しました。なぜ、抗酸菌がゆっくりと増殖し、どのように休眠するのか、そのメカニズムに迫る内容となっています。

 Anna Savitskayaさんは、ロシアークラスノヤルスク医科大学より国費留学生として2015年に来日し、西山講師と研究に取り組んできました(写真左)。ラボや日本も楽しんでくれたでしょうか(写真)。本論文で学位審査に臨む予定です。

坂上 拓郎先生、熊本大学大学院呼吸器内科学教授、就任おめでとうございます。


本学呼吸器内科学、坂上 拓郎先生の熊本大学大学院呼吸器内科学分野、教授への就任がきまり(平成30年6月1日より)、赴任前に挨拶にきてくださいました。坂上先生は肺胞マクロファージの起源など呼吸器領域において多くの著名業績があり、抗酸菌症分野でも、播種性NTM症で認められる自己IFN-gamma抗体に関する重要業績を最近あげられています。今後も大変な活躍が期待されます。

井上、仁木、尾関、濱野等の論文がScientific Reports誌に掲載決定されました。


  「High-density lipoprotein suppresses tumor necrosis factor alpha production by mycobacteria-infected human macrophages

  Manabu Inoue, Mamiko Niki, Yuriko Ozeki, Sachiyo Nagi, Evans Chadeka, Takehiro Yamaguchi, Mayuko Osada-Oka, Kenji Ono, Tetsuya Oda, Faith Mutungi, Yukihiro Kaneko, Makoto Matsumoto, Satoshi Kaneko, Yoshio Ichinose, Sammy M Njenga, Shinjiro Hamano, and Sohkichi Matsumoto

  Scientific Reports, 2018, In press

 

 本論文では、長崎大熱研濱野先生に誘われてアフリカーケニアに赴きおこなった調査の結果、HDLコレステロールが無症候の結核菌感染者で高い傾向があることを見いだし、その論理的裏付け実験として、結核菌の主要感染細胞であるヒトのマクロファージに対するHDLの作用を検討したところ、結核防御に必須のサイトカインTNF-alphaがTLR2依存的に結核菌感によって産生されること、さらにそれをHDLが強く抑制することを明かにしました。HDLは一般に善玉コレステロールとよばれ動脈硬化に依存する疾患を予防しますが、結核には負の作用もあることを始めて報告する重要論文となります。

 TLR2は結核菌のみならず様々な病原体の認識に関わることから、HDLが感染症に対しては負に作用する可能性も示唆しています。

    (写真は筆頭著者の入学時(大阪市立大学)から、ケニア遠征、論文作成の様子)

 

第91回日本細菌学会総会に参加しました。


 3月27日~29日福岡国際会議場にて行われた第91回日本細菌学会総会に参加し、以下の演題を発表しました。

1、大原由貴子,尾関 百合子,立石 善隆,西山 晃史,山本 三郎,中川 一路,松本 壮吉

潜在期結核菌抗原の精製と感染診断への応用

2、Anna Savitskaya,西山 晃史,松本 壮吉

誘導型発現制御系を用いた抗酸菌 mycobacterial DNA- binding protein 1 の機能解析

3、尾関百合子,井上 学,仁木 満美子,岡 真優子,松本 壮吉

HDL suppresses tumor necrosis factor alpha production by mycobacteria-infected human macrophages

4、尾鶴亮,立石 善隆,小西 典子,松本 壮吉,松葉 隆司,藤井 潤

2016 年,キュウリを原因とした腸管出血性大腸菌 O157の集団感染

5、西内由紀子,立石 善隆,尾関 百合子,山口 雄大3,松本 壮吉

病原性抗酸菌はヒト赤血球に in vitro で感染する

6、前山順一,林大介,山本十糸子,向井徹,岡林佐知,田村敏生, 山崎 利雄,尾関 百合子,松本 壮吉,山本 三郎

カニクイザルを用いた MDP1 と G9.1 からなる結核ブースターワクチン候補の有効性評価

 

第52回日米医学抗酸菌専門部会を開催しました。


3月15-16日、新潟医療人育成センター(新潟大学医学部旭町キャンパス)にて、The 52nd U.S.-Japan Cooperative Medical Sciences Program, Mycobacteria Panel Meeting(第52回日米医学協力計画抗酸菌専門部会)を開催しました。参加者の皆様のおかげで緊張感のある会となりました。城下町村上と瀬波温泉への懇親ツアーも企画しましたが、楽しんでいただけたでしょうか。

豊永 憲司先生来訪。


鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 免疫学分野の豊永 憲司 先生が、3月14〜23日にかけて訪問され実験されました。南国鹿児島から、まだ肌寒い初春の新潟への長期出張お疲れさまでした。